Debianのミラーサーバとaptitude

Debianのサーバ設定についてメールが来た。

ちょっと細かいことですいません。
問題なければ、私のほうで変更しておきます。

debianの設定で、Linuxパッケージの参照先の記述

 /etc/apt/sources.list

で、サーバを

 debian.shimpinomori.net

にされていますけれど、以下のほうが良いかもしれません。

 ftp.jp.debian.org

以下のような情報がありましたので。

http://debian.fam.cx/index.php?install#content_1_41

ftp.jp.debian.org がCDNミラー対応になったので、
自分でミラーサーバーを探す必要がなくなりました。
つまり ftp.jp.debian.org を指定するだけで、
日本国内の空いているミラーサーバーに自動的に接続されるということ。

おお、知らなかった。

変更

$ sudo vi /etc/apt/sources.list
debian.shimpinomori.net -> ftp.jp.debian.org

update / safe-upgrade

$ sudo aptitude update
$ sudo aptitude safe-upgrade

ん?safe-upgradeって何?

sudo aptitude upgrade すると W: The "upgrade" command is deprecated; use "safe-upgrade" instead. なんて警告が表示されたので、/usr/share/doc/aptitude/NEWS を見てみると (changelog.Debian.gz にはなにも書いてないので)、0.4.5 からコマンドが変わってたようなのだった。
(中略)
以下、いいかげんな日本語訳。

  • "safe-upgrade" および "full-upgrade" を、"upgrade" および "dist-upgrade" それぞれの同義語として追加。これにより、これらコマンドの実際の結果に関するヒドい混乱の解消を目指す。"upgrade" については特に、現時点をもって非推奨とする ("dist-upgrade" については、ちゃんと意味をなしているところもあるので消してしまいはしない。しかし、少なくとも、これがディストリビューションまるごとのアップグレードに限定して使われるものだという考えを人々が捨ててくれることを望む)。

別に機能的に変わったわけではないのか。man aptitude すると "upgrade" と "dist-upgrade" はもう消えてた (使えるけど)。
stable を使うかぎりにおいては "upgrade" と "dist-upgrade" で意味的にも合ってたと思うんだけど、こういう変更が行われたってのは testing を使う人が増えて、それに配慮したってことなのかな。

aptitude のコマンドが変わってた (safe-upgrade、full-upgrade) (0.4.5 から) - だらりな。

知らなかったーー。